1ヶ月経っちゃったといえばコレも。
ひかりのうまで手に入れたCD、もう1枚。
いや、2枚組つうか2in1だから2枚か。
存在はSNSで知ってたけど中村達也関連のライヴずっと行ってないし、どうしたもんかと思ってたらNONさんから「おまえ、欲しい?」って言われて手に入れられた。
さまざまな形態で、怖ろしいほどタイトなスケジュールで全国でライヴを続けてる達也の会場物販のみの2枚組CD。
1枚は中尾憲太郎との2マンユニット、勃殺戒同。
もう1枚がOXYDOLL。
ちょっと話逸れるけど。
物販オンリーという販売方法はCDが売れない今と言う時代に相応しいのかもしれない。
流通に関わる費用が削減出来るから制作も少しスムーズに行えるんじゃないかな。
ライヴ行かないと手に入れられないというのもポチッとイージーに買える時代に逆行してていいし売り手の潔さみたいなものも感じる。
ライヴになかなか行けない俺なんかはストレスや歯痒さもあるけどね(笑)
肝心の内容。
勃殺戒同は達也のインスト中心のバンドが大好きで、ひょっとするとブランキーより好きなロザリオスはじめ幾つも聴いてきたけど久々。
お互いに相手の出す音に反応しながら変化して進んでいく演奏がスリリングで気持ちいい。
二人とも音がぶっ太くって重い。
そういえば、随分前に一度だけ観たナンバーガールも最初にうわっ!と感じたのはギターよりも腹に響くベースとドラムだった。
コレは長く聴けそう。
OXYDOLLの方はELLの3曲を除く単独作としては83年の発掘ライヴに続く2作目。
「たちくらみ」、「人格無惨」、「パラシュート」という21世紀に復活してからの3曲に混じえて「OMEKO」と「本当の幸せ」という旧曲2つの初収録が嬉しい。
どっちも大好きな曲だから。
あらためて思うけどオキシは4人全員がいびつなプレイヤーだよね。
NONと達也だけじゃなくYOUもGUNも特異。
「OMEKO」とかホントに4人とも妙ちくりんな演奏してると思う。
どうやってこんなの思いつくの?ってカンジ。
曲自体がかなりいびつだしね。
「SPEED」とかああいう割とストレートな曲(それもカッコイイけど)より「OMEKO」とか「WHITE BLOOD」とか「たちくらみ」みたいな曲にこのバンドの個性が色濃く出てる気がする。
そして、そんな曲を赤いキャミソール着てどぎついメイクして(ジャケ参照)エキセントリックに歌ってもポップさを感じさせるNONはやっぱり凄いと思う。
ライヴは2年前のクアトロ以来ご無沙汰してるけどまた観たいなぁ。
NONちゃんの活動が活発過ぎてなかなか追いかけるの大変で・・・。
今年中に観れるかな?