この日は寄るつもりなかった、最初は。
雨も降り出してたしね。
でも、ふと気まぐれに足を延ばして。
おかげで聴いたことのなかった音楽への嬉しい出会いをさせてもらえた。
本店へ行ったのは2、3回かな?
人の付き合いとかで。
勿論、借りたことなんてないよ、茨城の北端に在住だし(笑)
東京の人はいいなぁ、こんな店があって、と思う反面、こんなに何でもあったらどれをどういう順番で借りるか、それに録音作業のことを考えるとパニックになりそうだなぁとも思ったり(笑)
2号店には2020年3月以降も何度か行ったな。
「茨城から来てるんですけど前みたいにはなかなか来れなくなっちゃって・・・」
そんなことを言った俺に店主が1年有効の割引券くれてね。
寂しいし残念だけど最後に行けてよかった。
たくさんの音楽との出会いをありがとうございます。
お疲れさまでした。
ジャニス2号店に大量のブートが並んでたのを思い出し数日後にはじめて”裸のラリーズ”と検索したらそれがちょうどリリースの日だった。
大袈裟かもしれないけど何か運命的なものを感じて即、ポチッた。
金が無いから1枚だけ(笑)
ラリーズは何故かこれまでまったく聴かなかった。
歴史も長いし、正規・非正規もよくわからなくて謎だらけで、どれを聴いていいかわかんないカンジあったからかな?
深い沼にズブズブと吸い込まれそうな怖さもちょっとあったかも・・・。
よく言われるファズ、フィードバック、ノイズみたいなところも確かに目立つしいいんだけど、個人的に惹かれたのはこういう曲。
「キャンディ・セッズ」や「ペイル・ブルー・アイズ」に感じる感触に近いものがある。
ただ、ヴェルヴェットの模倣とか真似とかはまったく思わない。
影響は受けてたのかもしれないけど独自性、個性を強く感じる。
68~69年のレコーディングってことだけど、その時代にこんなことやってたのって凄いよなぁ。
ロックの音楽状況って意味だけじゃなく、当時の情報網やツールも含めて考えると。
ポピュラリティを得られなくて当然だったと思う、特に日本で。
だって、大半の人はピンと来ないよ、今みたいにリアルタイムで世界中の情報が得られるのとは環境がまったく違ってた筈だから。
コレを手にすることが出来たのもジャニスのおかげだな。
あと2作品も欲しくなって沼に引き込まれそうで怖いけど(笑)
それにしても、ホントにどんどん消えていくね。
そして(自分の年齢も考えると)どんどん忘れちゃうのかな?
それが嫌で怖いからいろいろ古い話を書き殴ってるのかもね、此処に。
自分の為の覚え書きとして。