音楽の話がしたいのさ

だけど、あとひとつ それはロックンロール・ミュージック

2022年10月

RC、ミチロウ、NYパンク、ストーンズ、マシュー・スウィート、そしてTHE GOD
茨城の北端で半隠居生活中の老いぼれパンク(58歳)が書く音楽話

記憶は遠い

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この日は寄るつもりなかった、最初は。
雨も降り出してたしね。
でも、ふと気まぐれに足を延ばして。
おかげで聴いたことのなかった音楽への嬉しい出会いをさせてもらえた。

本店へ行ったのは2、3回かな?
人の付き合いとかで。
勿論、借りたことなんてないよ、茨城の北端に在住だし(笑)
東京の人はいいなぁ、こんな店があって、と思う反面、こんなに何でもあったらどれをどういう順番で借りるか、それに録音作業のことを考えるとパニックになりそうだなぁとも思ったり(笑)

2号店には2020年3月以降も何度か行ったな。
「茨城から来てるんですけど前みたいにはなかなか来れなくなっちゃって・・・」
そんなことを言った俺に店主が1年有効の割引券くれてね。

寂しいし残念だけど最後に行けてよかった。
たくさんの音楽との出会いをありがとうございます。
お疲れさまでした。



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ジャニス2号店に大量のブートが並んでたのを思い出し数日後にはじめて”裸のラリーズ”と検索したらそれがちょうどリリースの日だった。
大袈裟かもしれないけど何か運命的なものを感じて即、ポチッた。
金が無いから1枚だけ(笑)

ラリーズは何故かこれまでまったく聴かなかった。
歴史も長いし、正規・非正規もよくわからなくて謎だらけで、どれを聴いていいかわかんないカンジあったからかな?
深い沼にズブズブと吸い込まれそうな怖さもちょっとあったかも・・・。









よく言われるファズ、フィードバック、ノイズみたいなところも確かに目立つしいいんだけど、個人的に惹かれたのはこういう曲。
「キャンディ・セッズ」や「ペイル・ブルー・アイズ」に感じる感触に近いものがある。

ただ、ヴェルヴェットの模倣とか真似とかはまったく思わない。
影響は受けてたのかもしれないけど独自性、個性を強く感じる。

68~69年のレコーディングってことだけど、その時代にこんなことやってたのって凄いよなぁ。
ロックの音楽状況って意味だけじゃなく、当時の情報網やツールも含めて考えると。
ポピュラリティを得られなくて当然だったと思う、特に日本で。
だって、大半の人はピンと来ないよ、今みたいにリアルタイムで世界中の情報が得られるのとは環境がまったく違ってた筈だから。

コレを手にすることが出来たのもジャニスのおかげだな。
あと2作品も欲しくなって沼に引き込まれそうで怖いけど(笑)

それにしても、ホントにどんどん消えていくね。
そして(自分の年齢も考えると)どんどん忘れちゃうのかな?
それが嫌で怖いからいろいろ古い話を書き殴ってるのかもね、此処に。
自分の為の覚え書きとして。



1965年5月 ルー・リード 23歳

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経過観察だと・・・。
あっ、歯の治療の話ね。

日曜日に入手したコレを何度もリピート中。

いよいよ始まったルー・リードのアーカイヴ・シリーズ第一弾、『WORDS & MUSIC MAY 1965』

カントリー調の「Waiting For The Man」は『ピール・スローリー・アンド・シー』のものと同一なのか(未確認)、とか。

「Pale Blue Eyes」はもうほぼ出来上がってるなぁ、とか。

ベルリン』のとは同名異曲の「Men Of Good Fortune」はディランの「時代は変わる」にそっくりだな(機会があって読み返した77年頃の村上龍との対談で執拗にディランは嫌いだと言ってたのに・・・)とか。

後にニコが歌った「Wrap Your Trouble In Dreams」はジョン・ケイルが歌ってて、この曲は自分で歌うつもりがまったく無かったのか?とか。

いろいろ考えながら聴いてる。

第一弾にはJades、Roughnecksなどのピックウィック時代の曲が入るものと勝手に思い込んでたけどそれは無かったのが残念・・・。
それと意外に値が張るのが不満といえば不満だけど概ね満足。
これから続いていくシリーズが楽しみ。

ていうか1つ目でまだ1965年か。
いったい幾つ出るんだろう?
最期まで聴けるだろうか、俺は・・・。

このシリーズでもそうじゃなくてもいいけど俺が一番聴きたいのは2枚組の予定がRCAから却下されてエンディングやソロを削って14分ほど短縮したという『ベルリン』の完全版。
どうか、俺の目の黒いうちに・・・(笑)

それにしても1965年5月か。
俺の生まれた年の生まれた月だ。
ルーはまだ23歳だったのか・・・。



Growing Up In Public With Your Pants Down

切開してから10日目。

また歯茎が腫れてきた、同じところが。
どうしても力を入れてしまうブラッシングの所為かも・・・。
とりあえず次の休み、火曜日に歯科を予約。
もう切られるのは嫌だなぁ。
簡単な治療で済みますように!

こういう超個人的なことを此処やツィッターでこれでもかとぶちまけ続けてる、ずっと。
「そんなの知らねえし、どーでもいいよ!」
そう思われるのは知ってる。
”そんなに無防備にぶちまけると馬鹿だと思われるんじゃないか?”
その考え方もわかる。

でもいいの、全然。
馬鹿だと思われるつうか馬鹿だし、実際。
馬鹿なのにそうじゃないふりする方がカッコ悪いと思うしね。

承認欲求とか自己顕示欲とか言われれば、そうですよと言うしかない。
だって、事実、そういうのが強いんだろうから。



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ルー・リードの地味なアリスタ期の中でも地味なアルバム。
実際、大した作品じゃないかもしれない。
でも、タイトル曲が好き、凄く。

「70年代、貴方はアートやライフスタイルにおける極端な例について書くだけではなく、それを地で行ってました。今、当時のルー・リードについてどう考えますか?」

「もうあの時代は振り返らない。ただ曲は書いた。”人前で成長する、ズボンを下ろしたまま”
その一節に俺のあの時代に対する想いがすべて込められてる。主な間違いはほとんど人前でやらかした。で、俺はそれをレコードに入れた。吐き出す為に」

このアルバムの9年後、『ニューヨーク』リリース時のローリングストーン誌のインタビューでの発言。

とてもルー・リードらしくていい。

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92年に翻訳版が発刊されたルー初のバイオ本も邦題は例のアレだけど原題はコレ。







♪俺は誓うよ、離れているって
俺がしたすべてのことから
楽しい時間、面白いこと、すべての友人から離れていよう
ジーンズをやめてDCブランドのスーツにしよう
俺のレコードを捨ててしまおう
本はここで閉じてそれ以上読まない
人生を無駄に過ごすのをやめるよ
誰か別な人間になってしまおう
そして俺が約束を破ったら二度と俺を見なくていい
俺はまだ逃げ出したばかり♪


もう1曲、大好きなのがこの曲。
コレはレコーディング前後に結婚した当時の妻、シルヴィアに向けたプロポーズ的なメッセージで間違いないと思う。
いいなぁ、極端で。

明日、いよいよ始まるルーのアーカイヴ・シリーズ第一弾受け取ってくる。
楽しみ!



STRAY CAT BLUES

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昨夜、日本人唯一のローリング・ストーンズ・オフィシャル・フォトグラファーが”ストーンズのドラッグ・ソングにはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの影響があるのでは?”とツィートしてるのを読んで思い出した以下の2つのエピソードをリプした。

『エモーショナル・レスキュー』リリース時のローリングストーン誌のインタビューでミックが「貴方もキースもNYに住んでますが、このアルバムはNYのアルバムと言っていいでしょうか?」という問いに「いや、俺にとってのNYはルー・リードとかのことだから」と答えてた。

昔、やはりミックが「ストレイ・キャット・ブルース」はVUの「ヘロイン」に影響されて書いたと言っていた。

2つ目に関しては、手元にデータが残ってなくて記憶も曖昧だったんだけど「動画で検証してる方が居ます」と教えてくれた方が居て。

動画を観てみたら「ヘロイン」にはイントロぐらいしか似てない、むしろ「シスター・レイ」の方が近いのでは、とか言ってて。

俺も思ってた、イントロだけじゃんって。
言われると確かに「シスター・レイ』の方がムード的に近い。
ミックがVU聴いて「カッコイイ。俺もこういうのやってみたい」って雰囲気を意識したってことなのかもしれない。

それでもストーンズそのものだけどね、仕上がりは。
ささくれだったギターも、ふてぶてしく響くベースも、♪15歳の野良猫が俺をあんなふうに引っ掻くなんてママは知らないだろう♪なんて猥雑に喚く歌もいいけど、この曲は何といってもドラム。
あの邪悪なビートにめちゃくちゃ興奮させられる。







リリースから35年後、今から19年前のライヴ・バージョン。
リリース当時のスローにアレンジしたのとは違ってオリジナルどおりにアップテンポなのがいい。
俺も武道館で聴きたかった!







「カムオン」から60年後、遂にチャーリーが居なくなってしまったストーンズがどんな音を出すのか今からワクワクしてる。

”何があっても最後まで聴くって決めたから!”とかいう浪花節的発想(それもあるにはあるけど)よりも、ただ単純に、純粋に聴きたい。
それだけ。



You Don’t Get Me,You Can’t See Me,You Can’t Hear Me

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また買ってしまった・・・。

『サージェント・ペッパーズ』、『ホワイト・アルバム』、『アビイ・ロード』、『レット・イット・ビー』
これまでの拡張版は1つも手を出してないのに(ついでに言うと『ゲット・バック』も観てない・・・)特集号は毎回手を出してしまう。
まあ、今回ははじめて聴いたばかりのノイ!も載ってたしな、って自分に言い聞かせて(笑)
ロッキン・オンも特集するのかな?
でも、そっちは買わないと思う。
俺が読みたかった人の記事はもう読めないから。




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『リボルバー』は個人的には1つ前の『ラバー・ソウル』とセットで考えがちな作品。
ここまでのアルバムはどれもそうではあるけどリリース間隔が短いからかな?
『ラバー・ソウル』でかなり、それまでと変化したカンジあるからね。
そこから『リボルバー』の飛躍も凄いけど。
とにかく、この2作と「デイ・トリッパー/恋を抱きしめよう」、「ペイパーバック・ライター/レイン」の2枚のシングルを一括りで考えてしまう。
マイ・ベスト作ったりね(笑)

曲が粒揃いなのは『ラバー~』の方だと思う。
ベスト・アルバムに入りそうな曲が多いつうか。
実際、『赤盤』には6曲が選ばれてる。
『青盤』も含めて1つのアルバムからは最多。
単に選曲者、ジョージの趣味かも知れないけど(笑)

ただアルバム、1つの作品として考えると『リボルバー』
圧倒的に。
ジャケとかも含めてね。
ストーンズの『スティッキー』と『ならず者』の関係に近いかも。
RCだと『PLEASE』と『BLUE』、スターリンだと『STOP JAP』と『虫』・・・(以下略)

久々に通して聴いて「タックス・マン」のギターとベースのユニゾンのカッコよさとか、「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」ではポールは「ロング・アンド・ワインディング・ロード」もこういうふうにシンプルにやりたかったのかな?とか、「ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ」のブラスの見事さとか、いろいろ感じた。
「トゥモロー・ネヴァー・ノウズ」がセッションのはじめの曲だったんだよなぁ、思えば『サージェント~』も「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」からだったっけ、とかも。







『アンソロジー』に収録されたジョンとポールが笑いっぱなしで歌入れが成立してないテイク。
今回の拡張版にはもっと歌えてないテイクが収録されてるらしい。
なんなんだろうね?コレ。キマってたのかな?(笑)
歌詞は幾つもの説があって、一見わかりづらい。
でも説明出来ないけど”わかる”カンジ。
とてもジョンらしくて大好き。

このテイクがレコーディングされたのは1966年4月20日とのこと。
ジョン25歳、ポール23歳。
なんか、たまんないな。





音の隙間

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音数の少ない、小さい編成の音楽を聴く比重が年々高くなってきてる。
歳の所為?
確かにそれもあるかもしれない。
でも昔からそういうのは好きだし、今でもうるさい音楽も大編成の音楽も好きだし、よくわかんない、自分でも。

好きなところは各パート同士のコミニュケーションの密度が丸見えなところだと思う。
あとスカスカな音の聴き心地よさ。

日曜の阿佐ヶ谷harnessはそれを思いきり堪能出来た夜だった。





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LemonsoursでのNONのバンドメイト、エコエコ山田は声のよさと声量の大きさは充分に認識してるつもりだったけど、この日はギターに耳が行った。
繊細なピッキングとか。
そしてバラエティに富みつつも一本スジの通った曲もよかった。
しかし、ホントに荒木一郎が好きなんだね。
「ラジコンブルース」スゲー、よかったなぁ。



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かつてミチロウが、弾き語りからバンドに移行した時のことを「最初はベースを入れたんです。僕はベースが居ればもうバンドだと思ってるんで」と言ってたのを思い出したノンとレイ。

指はめちゃめちゃ動いてるのにまったくうるさく感じないのは前回、6月の初ライヴの時も思ったことだけど、これぞ、ベース!ってカンジから時にリードギターのように、時にストレートに歌に呼応するようだった横山玲のベース。

曲に依っては音程低めというか落ち着いてるように感じたNONの唄。
先月のthe GODの時と同様、丁寧に歌おうという想いがあったのかもしれない。
それと同時にリラックスした雰囲気もあったな。
その緩さも心地よかった。



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曲目はthe GODの最新作『Quill』から「明日は明日の明日が来るから」、「September」をアタマに、〆に「鐘」、真ん中にLemonsoursのライヴ・レパートリーから「浮いてる風」、「月とクレーン」、「カラス」、「ベタベタ」、「フロー」、新曲で久々な気がするピュアなラヴソングの「風の隙間」(NON曰く「杉良太郎さんに影響されて出来た曲」)、エコエコ山田を混じえた「なんとかまぁ」の全10曲。

「September」のイントロとエンディングでの、もはや単なる歌のバッキングを超えたNONのギターとそれに寄り添うような玲のベース。
「月とクレーン」の玲のコーラス。
「風の隙間」の♪ぽぽっぽっぽ~♪ってフレーズ。
「なんとかまぁ」の山田の♪アイム・ソウリー♪のデカさ(笑)
この辺りが特に印象的だったかな。


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それと「カラス」と「ベタベタ」の摩訶不思議さとか。
どこからああいう曲が浮かぶんだろ?

あと「フロー」が凄く好きなことがよくわかった、今回。
俺はああいうのには目がない(笑)

前回より濃さを増した気がするノンとレイ。
来月の九州方面ツアーで更に濃くなるか?
来年、また観れる日が楽しみ!











新!

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このハッピーな時間の約6時間後に激しい痛みが訪れようとは・・・。

頬が腫れたのなんて20年以上ぶり。
「切開しちゃいましょう!」
昨日、泣きついて急遽、診てもらった歯科医の第一声。
そうなるだろとは思ってたけど、まさかいきなり初日にやるとは。
かつて娘の言った「嫌だって思うのは診察台に座ってからでいい」という名言を忘れるほどの驚きと動揺。
痛かったよ、物凄く・・・。
今は痛みはほぼ無し、腫れは徐々に引いてきてる。


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ハッピーな日に御茶ノ水ジャニスで「そういえば1枚も持ってないな」と思い連れ帰ったコレを何度も繰り返して聴いてる。

NEU!は名前ぐらいしか知らなかったし、クラフトワークもカンも1枚ずつしか持ってないし”クラウト・ロック”がどうこうなんてのも全然知らないけど。
ひたすら気持ちいい、聴いてて。
特に身も心もブロークンなこんな時には(笑)

前半と後半、つまりLPのA面とB面がまったく雰囲気が違ってて、何も知らない俺が聴いても「仕切ったメンバーが違うんだろうな」と気づいたけど、クラウス・ディンガーとミヒャエル・ローターという音楽的志向が大きく異なるふたりがそれぞれ仕切ったということらしい。
ちなみにアンビエント的なA面がローターで、まるでその後のパンクのようなB面がディンガー。

知らなかった俺が聴いても、ボウイのベルリン期、ジョニー・ロットン、プライマルスクリーム、それに『POINT』以降のコーネリアス、後期のスーパーカー辺りが脳裏に浮かんだ。
なるほどコレは多方面に影響を与えただろうなって。










どっちも1975年とは思えない普遍・不変さを感じる。
野田努氏がライナーに書かれてる”変わってゆく同じもの”という言葉に大きく頷く。

コレは3作目のとりあえずの最終作だってことなので1stと2ndも是非聴きたい。


Why Not

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5ヶ月かけてやっと読み終えた。

最初、躊躇したんだよね、買うのを。
まあまあの値段だったから。
500ページ近くあるから仕方ないんだけど。

でも、スリッツ、ヴィヴに対する個人的な思い入れと金額が不釣り合いな気がして。
要はそこまでの大ファンではないから、彼女たちの。
そりゃあ好きは好きだけど。

だけど読みたい気持ちが勝って。
結果、読めてよかった。
超ディープで超面白い。

そこまで書くか?ってぐらい赤裸々。
1つ1つのエピソードが細かく丁寧に書かれてる。
カッコ悪いこともみっともないことも包み隠さず。
アリに対する想いも美化せず正直に書かれてる、と感じた。

スリッツ時代のエキサイティングな日々は勿論、読み応えあるし、描写の生々しさもあって読んでて興奮したけど、同じぐらい、下手するとそれより結婚~出産を経て再度、音楽活動に向かう件が印象に残った。

ヴィヴは分岐点で必ずと言っていいほど茨道を選んでる。
反逆の人だから?
確かにそれもあるかもしれない。
でも、それと同時に、その道の先に求めてるものがあったからだったんだと思う。
自分の欲望と好奇心に忠実に正直に、迷い葛藤しながらも突き進む。
「なんで行っちゃダメなの?」って。

リーヴァイス、ストライプTシャツ、コンバット・パンツ、黒のレザージーンズ、おっぱいTシャツ、ドクター・マーチン、コンバース、ヴィヴィアン・ウエストウッド、プラダ、タムラ・モータウン、スカ、ザッパ、ヴェルヴェット、イーノ、カーペンターズ、ブラック・ウフル、レゲエ、シック、ブッツィー・コリンズ、ジェフ・バックリィ、プリンス、ヴァン・モリソン、アーロン・ネヴィル、ビョーク、シド・バレット、ジャズ、チャックD、ローリン・ヒル、ユカ・ホンダ、ジョン・レノン、ミック・ジョーンズ、キース・レヴィン、ジョニー・サンダース、シド・ヴィシャス、ブルース・スミス、バッジー、デニス・ボーヴェル、マルコム・マクラーレン、ヴィンセント・ギャロ、バイカー(元夫)etc。

何にもとらわれない、ヴィヴの好きな”服、音楽、ボーイズ”




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このレコードの1曲目のコレを聴いた時に感じたのもそれだ。
何処にもカテゴライズ出来ない自由奔放さ。
しかも肩ひじ張らずに力が抜けてて楽しそう。


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84~85年ぐらいにLA MOSCAで手に入れたバッヂ。
ハイロウズ時代のマーシーが付けてる写真、雑誌で見て「物持ちいいなぁ」と思った。
人のこと言えないけど(笑)
未だに超お気に入りの1つ。



何やってんだ人類 どうしたんだ未来

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実はLOVE JETSの音源ははじめて手にした。

リアルタイムでは「青い星」のライヴ映像をTVで観たり、『ちびまる子』のエンディング・テーマを聴いたりしたぐらいで。

”あの”ぶっ飛んだファッションやイカレた形のギターを見て「ああ、また清志郎がふざけてんのか」って思ってあまりいい印象は持ててなかった。

タイマーズのアルバムは清志郎の作った全作品でもかなり上位に入るぐらい好きだった。
大爆笑出来て、しかもめちゃくちゃカッコよくて。
最初に聴いた時の衝撃もハンパじゃなくデカかった。

だけど、その後の”ふざけ系”の清志郎には笑えないし、カッコよくないものもあったように感じてた、個人的には。
この手のが来ると身構えるつうか先入観持っちゃってたかもしれない。

今回のは”アンソロジー”ってことだったので「1つぐらい持っててもいいかな?」ってカンジでそう期待もせずに手にした。
そしたら・・・。

すごくいい!
カッコイイし笑える、おもいっきり。

時期的にはリトル・スクリーミング・レビューやラフィータフィーの後ぐらい。
この2つにも”ふざけ”の要素はあったけど、斜に構えてたりシニカルだったりしてた気がするんだよね。
それはそれでよかったんだけど。
ただ、それと比較するとLOVE JETSは振り切れ方が凄い。
そうなると、あのぶっ飛びファッションも許せるというか、ちょっとカッコイイような気さえしてしまう(笑)
全然、期待してなかったDVDが良かったりしてね(笑)

この後の『KING』以降はR&B中心の路線に原点回帰していくことを考えるとここで遊びきった満足感があったのかな?

曲はどれもいいけど前述した「青い星」や「SPACE DISCO」や「シスターアンドロメダ」辺りが特に好き。

清志郎だけじゃなくKANAMEも阿部耕作もいいよなぁ。
あっ、プラハにパイロンにプリンシバルだったね(笑)







作詞がさくらももこだったのは今度はじめて知った。
清志郎が歌うことを想定して書いたとはいえ、あまりにドンピシャでびっくり。
いい歌だよな。

October、November、そしてDecember それから・・・

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10月からのNONのペースが凄すぎる。
何処の若手バンドのスケジュールだよ?って。

昨年11月の活動再開以降、月イチってカンジで毎回観てきたけど7月、8月辺りから様相が変わってきて。
10月2本、11月5本、12月も5本。
とても全部は観れないというか観れないヤツの方が多くなってしまうというかほとんど観れないというか・・・。

俺が行けるのは来週のノンとレイ、その後は12月のthe GODのみ。
ちょっと残念だし、正直口惜しさも感じるけど、でも凄くいい状態なんだと思う。
”全盛期”と言っても差し支えないんじゃないかな。
遅咲きだったね(笑)

the GOD、THE OXYDOLL、lemonsours、そしてノンとレイ。
毎回、曲が進化してるし新曲も在ったり。
どれも足踏みせずに前に進んでる。
うーん、やっぱり本音は全部、自分の目と耳で確かめたい!
観に行かれる方は可哀想なこの俺に報告してください。
物凄く詳しく(笑)

でも真面目に言うと、凄い嬉しいよ、この勢いある活動が。
だって、この人、20年も不在だったんだよ?
2012年はおろか、2014年にも2017年にも2019年にも、こんな状況は想像出来なかったから。








6月に観たノンとレイの初ライヴ
1曲目にやったコレ、ちょっとゾクッときたよ。
Quill』で聴いた時の衝撃が大きかったこの曲が、その完璧だと思ってたバージョンからたった半年ちょいで表情を変えて、それがまた魅力的だったから。

また来週もゾクッとさせて欲しい。



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Decemberで終わらない・・・。
2023年も続く。
来年はthe GOD40周年だもんね。
ワクワクするなぁ!

プロフィール

LA MOSCA

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