デトックスの日。
こういうのは必要だね。
太陽の光をいっぱい浴びて。
凄くポジティヴな気分になれた。
ポジティヴな曲を聴こう。
数日前、ツィッターのハッシュタグで「#好きな邦題を晒す見た人もやる」っていうのを見かけて。
こういう時に真っ先に思い浮かぶのがこの曲。
「風に吹かれて」、「サティスファクション」、「マイ・ジェネレーション」、「天国への階段」、「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン」、「雨あがりの夜空に」、「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」etc
一番のヒット曲とか一番の代表曲とか一番好きな曲とかじゃなくて。
時代を動かしたというか線を引いた曲ってあると思うんだけど。
コレもそんな曲だと思う。
「ハングリー・ハート」でも「ボーン・イン・ザ・USA」でもなくコレ。
1975年の句読点というか。
楽器ソロがフィーチャーされて抽象的な歌詞の長い曲が多かったプログレやハード・ロック全盛の時代に風穴を開けた曲。
勿論、スプリングスティーンのこの曲だけじゃないけど象徴的な1曲だったのは間違いない。
「ボブ・ディランのような詩をフィル・スペクターのようなサウンドに乗せてデュアン・エディのようにギターを弾きロイ・オービソンのように歌う」
この有名なキャッチコピーはプロデューサーだったジョン・ランドーが考えたのかどうか知らないけどとってもわかりやすくて効果絶大だったんじゃないかな。
革ジャン、テレキャス、プレスリーのバッヂというジャケ共々、イメージ戦略には違いないけど嘘くささがないから。
この直後に登場するパンクの背中を押したのもデカい。
スプリングスティーン本人はこの後、巨大なロック・アイコンになって行ったけど、パティとの共作、「ビコーズ・ザ・ナイト」、元々はラモーンズに提供する筈だった「ハングリー・ハート」が、それが俺の妄想じゃないのを裏付けてる。
俺はそう思ってる。
ラモーンズの「ハングリー・ハート」聴いてみたかったなぁ・・・。