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写真が下手だからアレだけど昨夜の月、綺麗だったなぁ。

毎朝、朝日を眺めるのと同じ場所。
311には津波が来た海だけどまるで違う表情。

『マーキームーン』、斉藤和義の諸々(タイトルに「月」って付く曲がすごい多いんだ、この人)とかいろいろ思い浮かんだけどコレ聴いた。
そしてウォークマンに入れて今日の行きもかえりみちも。



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SION、93年のアルバム、『I DON’T LIKE MYSELF』

ロバート・クワイン、マーク・リボットらと録ったNYレコーディング作。
ドラムのマイケル・ブレア―はクワインの全然あとにルー・リードの『マジック・アンド・ロス』のレコーディングとツアーに参加し来日もして、俺も観てる。シオンのアルバムの前年、92年の話。









なんとロバート・クワインが来て(初来日)客演した93年12月3日の渋公のライヴより。
他のメンバーはお馴染みの松田文や早川岳晴、新井田耕造など。

俺、観てないんだなぁ、コレ。
すごい近い日程にテレンス・トレント・ダービーの初来日公演があって、そっち行っちゃったから。
クワインはその後、先述の斉藤和義やらで何度か来てるみたいだけど結局観れずに終わった。
未だに思い出す度に後悔するけどテレンスのライヴが生涯5本の指に入るほど素晴らしかったのがせめてもの救いかな?




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もうひとつの救いはコレ。

渋公ライヴのビデオ、『月が一番近づいた夜』
救われるのと同時に後悔を更に深めて複雑てな気持ちになるほど素晴らしい。

ライヴ・シーンの他にリハや楽屋の様子が収められてるんだけど、クワインが自分が参加した数枚のCDを手渡すと「『ブルーマスク』は持ってる!」って笑顔で返すシオンが可愛くてさぁ(笑)

アルバムの方も「何を唄ってるか判らないと弾けない」と言われて歌詞を訳すと、タイトル聞いただけでニヤッとしたという「だからこんな俺が嫌いだ」をはじめ、いい曲揃いだし、唄も演奏もばっちり。

なんかデビュー当初の尖がっててやんちゃなシオンとは違う、やさしくてあったかいシオンがこのアルバム辺りで出来上がったような印象。

ビデオのタイトルにもなってる貼った曲は数々の奇跡への望みが唄われてるけど結局、最後の1つが言いたかったのかな?って気がする。
と言うかそう思いたい。
誰にでも居るでしょ?せめて一夜だけでもそうあってほしい人が。

今日は11月15日だったね。