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プライマル、もう一丁。

2000年リリースのアルバム、『XTRMNTR(エクスターミネーター)』

ケミカル・ブラザーズ、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのケヴィン・シールズ、ニュー・オーダーのバーナード・サムナー等の手も借りて、エレクトロニクスを駆使しアップデートされた21世紀のパンク・アルバム、と俺は思ってる。
前作から参加したex.ストーン・ローゼズのマニのベースもブイブイ云っててカッコイイ。

このアルバムのプロモート時期、ボビー・ギレスピーがスーサイドのTシャツに短髪、グラサン姿で雑誌に載ってるのを見て「わかりやすい!」と思ったのをよく憶えてる(笑)
『メタル・ボックス』に入っててもおかしくないようなインスト曲があったり、シングル曲の「Swastika Eyes」の唄い方がモロ、ジョン・ライドン(ロットンじゃなくライドンね)だったりもして。

「ヒッピー皆殺し」、「加速装置」、「カギ十字の瞳」、「錠剤」、「血の金」、「撃て、走れ、殺せ、火をつけろ」
曲名見ただけでもわかるぐらい歌詞も攻撃的。

ボビー曰く、このアルバムのイメージは「鋭く、コンクリートのように硬く無機質で冷たい」

個人的には『スクリーマデリカ』よりこっちが好き。

バンド、と言うかツアーにもサポートで参加したケヴィンやレーベル、クリエイションのオーナーでマネージメントも担当した‟同士”、アラン・マッギーなんかも含めたチームとして、プライマル・スクリームが最強だったのはこの時期かも。



















今聴いてもカッコイイなぁ。