楽しかったな、今日。
何もせず、何も考えず(なるべく、ね・笑)一日中、呆けてた。
ゆめ吉の隣りで寝っ転がって、昨日届いたばかりの本も斜め読み。
オリジナルは1997年、翻訳版は2007年、3年前の20周年版増補の翻訳としてこの度、復刊。
当然07年版も読んでるけど、コレに記述されてるような情報は各書籍、雑誌、レコードのライナー等で度々目にして脳内にインプットしてて、勿論複数のところで目にしたネタも多いので、この本ならではみたいなのは正直もはや不鮮明。
ただ、やたら詳細で情報量が多かった記憶は残ってる。
当事者や、かなり近い人たちの証言とまとめたのがレッグス・マクニール(世界初のパンク・ファンジン、『PUNK MAGAZINE』の創設者の1人)だから当然と言えば当然。
この手の書籍だとコレに匹敵するのは1993年にクリントン・ヘイリンが書いた(翻訳版は1997年)『FROM THE VELVETS TO THE VOIDOIDS』ぐらいだろうね。
今回の復刻版、刊行はすげー嬉しいけど07年版と違って写真がまったく無くなっちゃったのと表紙が残念だなぁ。
いや、ヴェルヴェッツは大好きだけど、彼らはあくまで‟プロローグ”だから。
逆に言うとNYパンクを扱う書物やコンピ音源とかでここから始まってないのはハナから論外なんだけどね。
すべてはここから始まったんだから。
コレ聴いてる。
ヴェルヴェッツ、1968年リリースの2nd、『WHITE LIGHT WHITE HEAT』
勿論、『バナナ』の方があらゆる意味で完璧だし俺もそっちの方が好きだけど、バンドとしての純度が高いのはこっちかもしれない。
100%のヴェルヴェットつうか。
ウォーホルもニコも居ないしね。
本はゆっくり時間かけて読もう。
もうここで得た情報だ、というのを忘れないように(笑)