こんなの知ったらやらずに居られるかってことで俺も投票。
結果は・・・。
1~5位までは妥当というか当然というか順位まで含めてほぼ予想どおりで言葉は悪いけど面白くない。
ただし、そこから下位、下に行くほど面白くなっていく。
『ブラー・ブラー・ブラー』や『ゾンビ―・バードハウス』などは意外に順位が高かった。
中でも『アメリカン・シーザー』のトップテン入りは嬉しかったな。
逆にイギー&ザ・ストゥージズのリユニオン盤、『レディ・トゥ・ダイ』が24枚中24位だったことにびっくり。
その6年前のザ・ストゥージズのリユニオン盤、『ザ・ウィヤードネス』より全然良くて出た当時、大興奮して聴いてたんだけどなぁ。
この情報を教えてくれたしみーさんが言うように「母数を考えると5位以下はたまたまというか、違うところでやったら結果も変わるかも」ってことなのかもしれないけど。
投票は1人5枚。順位は無し。
で、俺の選んだ5枚は。
『funhouse』
いつも言ってるけどストゥージズ、イギーのみならず、すべての激しいロックの中で個人的には未だ世界一。
レコードという器を超えてしまいそうな規格外作品。
『RAW POWER』
ストゥージズとイギー&ザ・ストゥージズの違い。
それはひと言で言うと曲のキャッチーさ。
ジェィムス・ウィリアムスンの作曲センスが光るアルバム。
ジャケも含めてトータルでキャッチー。
『THE IDIOT』
ボウイとのコラボ作では断然、こっち、俺は。
『ラスト・フォー・ライフ』と比べると音の質感が特異。
ロックの範疇を超えた不可思議さ。
後の世代に与えた影響も多大。
『AMERICAN CAESER』
86年以降の好調期の頂点。
バラエティに富みつつ統一感がある。
イギーにも迷いが無い。
『POST POP DEPRESSION』
まさかの此処に来ての大傑作。
69歳で代表作にして自身最高のチャートアクションを記録する作品作ったヤツなんて他に知らない。
なんか当たり前だね。
つまんねえな(笑)
真面目に考えずに直感でもう5枚。
『PARTY』
本人も大嫌いだという‟低迷期”アリスタ時代のアルバム。
俺は大好き。アイヴァン・クラールもいい曲を残したと思う。
『INSTINCT』
スティーヴ・ジョーンズはアイヴァン以上にイギーと相性が良かった。
もう1枚くらい一緒に作って欲しかった。
『AVENUE B』
惜しむらくは、たぶんサービス精神(イギーの悪い癖)で余計な要素を入れてちょっと散漫になってしまったこと。「シェイキン・オール・オーヴァー」はこのアルバムには要らなかった。
『READY TO DIE』
先述のとおり、個人的には好き。
『PPD』が出るまではコレが最後の傑作かも?って思ってた。
もう1枚が24枚に入ってないグレー・ゾーンのコレ。
ある意味、『ロー・パワー』収録曲以上みたいな曲が幾つもあるデモ音源集。
多数あるこの手のアルバムでもコレが一番好き。
なんで、こんなすごい曲、オフィシャルで残さないかなぁ。
そういうところがイギーっぽくて好きなんだけど(笑)