#私が選ぶライブ盤9選



おウチ時間が長い所為なのか、そそるお題が次々と出てくるなぁ。
こういうの考えるのが大好きな俺も意外とコレはやってなかった。
やらずに居るのは無理だったよ(笑)


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ROLLING STONES 『LOVE YOU LIVE』

LOU REED 『TAKE NO PRISONERS』


まずはこの2枚。

両者ともキャリアに比例して、あるいはそれ以上にライヴ・アルバムは多いけど、共に十八番スタイルとは言い難い異色作的アルバム。特にルー・リードの方は。

ストーンズのは当時、傾倒してたファンクを通り越してアフロ?サンバ?の方まで行く勢いの他の時期には類を見ないほどパーカッシヴな感触がたまらない。
よく言われるエルモカンボも勿論いいけどラストの「悪魔」がひたすら圧巻。

ルーの方はサックス、鍵盤、女性コーラス(ゴスペル風味)入りの大所帯編成で大胆に原曲を崩し、唄わずに喋りまくるオリジナル・ラッパー状態。この喋りが密な雰囲気の客にもバカウケ。
いつか、きっちりとした対訳ついた日本盤が出るのを望む。
「コニーアイランド・ベイビー」の感動的な演奏は夢に見て実際に涙出たぐらい好き。




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AEROSMITH 『LIVE BOOTLEG』

RAMONES 『IT’S ALIVE』

逆にこっちは、どちらもバンドの全盛期を捉えた代表作と言っていい2枚。

エアロもラモーンズも、どのスタジオ・アルバムよりも好きかもしれない。
「WALK THIS WAY」の乱暴に突っ走るカンジ、例のカウントさえ入らず続くラモーンズのケツ2曲。
サイコー。





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OTIS REDDING 『LIVE IN EUROPE』

DONNY HATHAWAY 『LIVE 1972』

共に尋常じゃない熱を帯びたブラック・ミュージック2枚。

主役だけじゃなくMG’s、ウィリー・ウィークスやコーネル・デュプリーといったバックを務めるバンドが凄いところや「愛しすぎて」や「きみの友だち」で聴ける客のアツいアツい反応も共通してる。
アタマからケツまでアホみたいに盛り上がるんじゃなく、要所要所で必然的に、自然発生的に盛りあがる客の雰囲気がいいなぁ。




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RC SUCCESSION 『RHAPSODY』

山下達郎 『JOY』

FRICTION 『DUMB NUMB CD』

日本モノ3枚。

RCは「指輪をはめたい」の熱演が強烈な『KING OF LIVE』も日本のロックがはじめて成熟とノスタルジーを得た『TEARS OF a CLOWN』も好きだけど、やっぱり盤から汗が噴き出してるようなコレ。

ヤマタツは俺の守備範囲外みたいなアーティストだけど「情熱はジャンルを超えて伝わる」と思わされた作品。
元々それほどあったワケじゃないけど、ジャンルへの拘りをきれいさっぱり吹き飛ばしてくれた。
あと伊藤広規のベースがどうにも凄すぎる。

フリクションもツネマツ期の数作、ローマのヤツ、達也入りのヤツ、いずれもいいけど1枚選ぶとコレかなぁ。
強靭なリフレインという俺がフリクションで一番好きな部分が強く感じれるから。
ラピスとヒゴヒロシの2本のギターが絡んだりぶつかったりがめちゃくちゃスリリング。

ツィッターでは「9枚」って言ってたけどキレが悪いのでもう1枚(笑)





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the GOD 『Live Concert 2019』

またかよ?」って言わないでね(笑)
だってホントにすごいんだから。

近年、幾つか過去のGODのライヴ音源を聴かせてもらえる機会があったんだけど。
どれもよかった、物凄く。
それでも俺はコレが一番好き。
そして、いつの日かこの続きが聴ける日を心待ちしてる。