昨夜は濃い夜だったな。
物凄く。
正直に言うね。
こういう複数バンドが出るライヴでアタマからケツまで一瞬も欠かさないで観たのはもしかしたらはじめてかもしれない。
そのぐらい濃かった。
強力にドライヴする歪むギター1本とエモーショナルな2つの声だけで圧倒的に”バンド”だったオープニング・アクトの女郎蜘蛛。
轟音なのにに不思議と静寂さも感じさせてがっちり噛み合った一枚岩の演奏で異次元に連れていくSPEARMEN。
もはや何をどうやっても自分たちそのものな音になる不変/普遍なロックンロール・バンド、the GODも絶好調だった。
『RAW POWER』でJAMES WILLIAMSONが重ねたのを一遍に聴かせるような2本のギターが強烈に”ロック”だったrealbirthday。
企画のrealbirthday/女郎蜘蛛のnackEYEがMCでSPEARMENとthe GODを誘った時のことに触れて「どっちも長くやってるバンドだけど今が最高と思ってるし、俺たちもそうありたい」みたいなことを言ってて強く共感した。
前より今がいいってことじゃなくて、その時、その瞬間の最高がずっと更新され続けてるというか。
過去を断ち切るのではなく継続し続ける途中経過としての今現在、みたいなのを俺は感じた。
現に3つともに80年代から続く雰囲気や古の海外のロックから受けた影響は感じた。
ただ、それは再現してるとかなぞってるってことじゃなくて。
ちゃんと自分たちの今の音になってた。
だいたい、女郎蜘蛛も含めてどれも他に同じようなバンド居ないもん。
何とも交換不可能な強力な個性。
こんなのが揃い踏みしたら濃くて当たり前だよねぇ。
ロックがあって、ロックに気づけて、ロックを好きになれてよかった。
あらためてそう思えた夜。















